工場発のROE改善ゲーム


製造現場での日々の活動とROEがどの様に繋がっているのかをお伝えする為のゲームをご提供します。


株主から見た製造業の実力

上場企業である以上、PBRの向上は会社全体としては避けては通れない命題であり、”PBR1倍割れ”の企業は、市場から上場失格状態とみなされてしまいます。PBR向上のカギを握る株主や株主候補となる個人や企業は会社の価値をどの様に測っているのでしょうか?
製造現場では、日々多くの社員が誠実に仕事をなさっています。しかし、残念ながらその姿は株主や株主候補には届きません。そこで重要になってくるのがROE等の数字です。これをしっかりと良くすることが上場企業にとって大変重要な内容です。
しかし、場合によっては「株価対策は財務や企画などの本社が頑張る話」という意識が工場に存在するといった事は無いでしょうか?当たり前の話ですが、製造業である以上、この数字を良くするのも悪くするのも製造現場次第と言っても過言ではありません。そこで、製造現場での日々の活動とROEがどの様に繋がっているのか、を理解することが大変重要になってきます。

ROEの構成要素

ROEはいくつかの要素に分解することが出来ます。
ROEイメージ
※デュポン分析と呼ばれる分解手法

この中で、売上高と総資産に当たる部分は、工場に置き換えれば売上は出荷金額であり、総資産は在庫と設備となります。普段現場で行われている在庫削減とリードタイム短縮が重要である、というのはここでご想像がつくと思います。
しかし、製造により生々しさをもって伝えるためにはもう1段階のブレイクダウンが必要です。

ゲームを通じた学び

弊社では、上記の内容をお伝えする為にゲームを製造現場のリーダー層や管理職の皆様にご提供しております。それを通じ、例えばボトルネック工程がある事で出荷数と在庫数がどの様に変わるのか、を体感して頂き、個別の改善でなく工場全体でのスループットの向上に目を向けて頂く、といった活動を行っております。
ボトルネックイメージ
また、例えば製造ロットの大きさや工程のリードタイム短縮といった事を通じこれらがどう変化するのか、を学ぶ事により、製造現場での改善の目線を工場全体にする事が可能です。

お客様のご要望に応じてゲームのパターンをカスタマイズすることも可能です。ご興味がおありの方、はまずはお問い合わせください。